☆鉱泉とは!
先日、
温泉についてお話をさせていただきました。
同じように、
鉱泉というのもありますよね。
温泉と鉱泉、
なにが違うのかな、って思いませんか?
では、
鉱泉とは何でしょう?
環境省の鉱泉分析法指針による
鉱泉の定義です。
「鉱泉とは、
地中から湧出する温水もしくは鉱水の泉水で、
多量の固形物質、またはガス状物質、
もしくは特殊な物質を含むか、
あるいは泉温が、
源泉周囲の年平均気温より常に著しく高いものをいう。」
とあります。
ちなみに、
温泉の定義は、
(定義)
第二条
この法律で「温泉」とは、
地中からゆう出する温水、鉱水及び
水蒸気その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く。)で、
別表に掲げる温度又は物質を有するものをいう。
別表に揚げる温度とは、
温泉源から採取されるときの温度が、
25℃以上のことです。
上の2つの定義からすると、
温泉も鉱泉の中に含まれるということでしょうか。
そして、
鉱泉のうち、
特に治療の目的に使われるものを療養泉というそうです。
鉱泉の分類には、
いくつか方法があります。
一つは、泉温の分類
冷鉱泉 25℃未満
低温泉 25℃以上34℃未満
温 泉 34℃以上42℃未満
高温泉 42℃以上
このうち、
25℃以上の低温泉から上が、温泉になります。
次に、液性の分類
酸 性 pH3未満
弱酸性 pH3以上6未満
中 性 pH6以上7.5未満
弱アルカリ性 pH7.5以上8.5未満
アルカリ性 pH8.5以上
他にも、
浸透圧による分類というのがあるそうです。
温泉や鉱泉に入る時、
脱衣所やお風呂の中に、
温泉の成分が書いてあるものが貼ってあります。
どんな温泉・鉱泉に入っているのかを
見てみるのも面白いかもしれませんね。
今日もお読みいただきましてありがとうございます。